おひとりさまが飼うペットの行く末は?
ペットを飼っておられる方のご心配の一つが、「もし私に何かあったらこの子はどうなるの?」ということです。
家族同然であり、かけがえのない命にかかわることですから、ご心配は当然です。
・ご家族がおられて、その方が面倒を見る
・ご近所付き合いが深く、お約束ができている
などであれば安心でしょうが、そこまで準備ができているというのもなかなか稀有なことです。
また、お一人暮らしで、急に倒れられて入院となった場合、意思疎通ができない状態であれば、家に取り残されたペットのお世話が途絶えてしまいます。
「ペットを飼っています」というようなカードをお財布に入れておく、というのもいいとは思います。しかし、運び込まれた病院先の方が、あなたの家にいるペットのお世話をしてくれるか、というと、それは難しいでしょう。
介護保険制度を利用されている方ならご存じかと思いますが、ペットのお世話は介護保険サービスでは認められられておらず、自費となります。(お気持ちでお世話をされているケースはあるようですが)
実際、介護事業所さんにお聞きしても、ペットに関わることは悩ましいケースとして、よく上がってくる問題です。
万が一に備え、
・かかりつけの獣医さんにペットホテルがあるか確認する
・遺言書を作成しておく
・家族信託を利用する
など、有効な方法があります。
上記のような準備をされている場合、ペットの行く末もある程度は安心できます。
ただ、急な出来事があった場合、即刻お世話ができるかはわかりません。
アナログではありますが、やはり日頃の人間関係が大切だなと痛感しています。
私も犬が特に好きです。また、祖母はたくさんの猫を飼っていました。
あなたの家族であるペットのお話しを聞かせてください。
日頃の何気ない生活のことから関われる、あなたの行政書士でありたいと思っています。
どうぞ、櫻井行政書士事務所までご相談ください。
↓