デジタル遺品とは
デジタル遺品はどうすればいい?
「終活」という言葉がすっかり定着しました。
元気なうちに、今までの人生を振り返り、下の世代が困らないよう身綺麗にする、といったことですが、預金や不動産などについて遺言書に遺す、といったことは、手続きは面倒ですが、わかりやすいですよね。
しかし、あなたが使っているスマートフォン、パソコンなどはどうでしょう?
万が一のことがあった時に〇〇ショップでスマホを解約、くらいならなんとかなるでしょうか?
しかしスマホを解約しても、サブスクリプションという、いわゆる月会費などを払って、継続的にお金が掛かるサービスについては、解約とならないことが多いです。
音楽サービス、Amazon、Yahoo!など…。便利なアプリがたくさんあり、私もいくつも使っています。
こちらは一つ一つ解約していく必要があります。
しかし、基本的には他人が勝手に解約することができません。
まずはパスワードを忘れないように控えておきましょう。今は、パスワードを記憶しておいてくれるアプリもあります。スマホやパソコンはロックをかけておられる方も多いです。
また、スマホで撮ったたくさんの思い出の画像はどうしますか?
スマホ、パソコンには自分だけのデータがたくさん入っています。
個人情報の塊のスマホを、開くことができないからと、相続手続き完了後にそのまま売却すると危険です。今までの事例からも、売却や処分した後にどこからかデータが流出することも起きています。
こういった「デジタル遺品」といわれるものをどうすればいいのか?
ご本人はどうしてほしいのでしょうか?
エンディングノートにあなたの思いをしっかりと書いて、そのエンディングノートのありかをご家族などにお知らせしておくことが大切です。
また、そういった方がおられなくても、私たちのような専門家に相談いただくことが大きな一歩です。
ご本人の思いを聞き、不要なサービスの解約、データの整理などをお手伝いしますし、
きちんと契約を交わし、万が一の際にも、誰にも見られずに処分することもできます。
大切なあなたのデータの取り扱いですから、信頼できる方に関わってもらってください。
何かお困りな事、相談したい事がございましたら、お気軽に櫻井行政書士事務所までご連絡ください。
↓